第52同ひとわ会開催

この度、第52回ひとわ会及び総会が名古屋駅前の「名古屋マリオットアソシアホテル」51階の眺望豊かな会場で10月30日に開催しました。総会に先立ち梅谷雄一会長から我がひとわ会は卒業後52年間滞ることなく毎年開催され、これは大学の他のクラス会にはない実績であるとの挨拶があり、一重にひとわ会の絆の強さを知らされました。恒例に従い総会を終え、次回開催地九州の西原義昭君及び次の開催地京都の高山省吾君から案内紹介がありました。

我々昭和37年に卒業した当時は、236人いましたが、喜寿を迎えた今日では60人近くが他界しています。毎年総会時に追悼を込め黙祷をしていますが、残念ながらその数は年々に増えており人生のはかなさを感じております。今回、各地方から総数39人(夫妻を含め)が一同に集まり、名古屋音学大学木村直子さんのハープ演奏を舞台に、飲んで、食べて時間の経過を忘れ、近況や想い出に耽り、話題に花を咲かせ、まだ話足らずで閉会後ホテルの最上階のラウンジで秋の夜長を語り続けました。話題はどうしても健康の話になり、物忘れ、物探し及び記憶力の低下による老化の現象が多く、今後は健康第一をモットーに、少しでも長く健康寿命を伸ばし好きなこと、やりたいこと及び認知症に注意し、来年の再開を薑いあった会でありました。最後に声高らかに大学の校歌を合I昌し、近藤彩二君のエールで締めくくり、意気投合し和やかなうちに閉会することができました。

現在、名古屋の観光の中には建造物の歴史這産を辿る、「文化のみち」と名付けたエリアがあります。翌日は、その文化のみちを希望者が散策し、ボランティアの説明で旧害用佐助邸や旧川上貞奴邸等を興味深く見学し、明治・大正のロマンを堪能して、名残り借しくも名古屋駅にて解散しました今回、愛知・岐阜県の担当で開催致しましたが、特に近藤彩二君の配慮ある計画で無事終わることができほっとしています。参加された皆さん方には十分なおもてなしができなかったことを世話人一同悔やんでいます。しかし、一同が大声で愉快に元気に気兼ねなく話ができたことに満足しています。来年度は九州地区で開催されることになっております。できるだけ多くの同級生の顔・顔・顔に接したいものです。

(長坂信夫記)

追加:今回の総会で報告された物故者は次の通りです。
中畑享三君、西村奎介君寺崎吉彦君、小林格君、田中清隆君及び前田哲二君のご令室様、福嶋松蔵君のご令室様のご逝去に対しご冥福をお祈り致します