登美栄会の皆様如何お過ごしでしょうか。前回の本会報でご報告致しました後、大森凡暢君と後藤武君の2名の仲間を喪いました。誠に残念で心からご冥福をお祈り致します。さて10月26日に兵庫登美栄会のお世話で神戸ポートピアホテルで総会を開催致しました。当日は86名もの参加者で楽しいひと時を過ごす事ができました。総会は糸井君の司会で始まり中村正明君の開会の辞の後、議長に曽我君を選出しクラス代表松田の挨拶の後、会務報告が金田君より、会計報告が牧君よりなされ了承されました。議事に入り4年越しの懸案であった今後の登美栄会のあり方について執行部から議案が提出され可決承認されました。その概略は現在の登美栄会を2年後の卒業50周年記念総会の終了をもって解散する。又、その時点の保持金で出来うる限り参加費を無料に近くして多くの仲間に参加願い、欠席者には記念品を届けて保持金を限りなく零にするというものであります。

ここで兵庫県より今回の総会に要する費用が思いの他嵩み、出席者1人当り5,000円の補助金の支出をお願いしたいとの緊急動議が出され、審議の結果これが了承されました。詳しい事は紙面の関係上省略します。その後、新クラス代表には松田が留任、評議員には小室君が選出されました。又50周年記念総会は大阪が担当する事と決まりました。加藤仁朗君の閉会の辞の後、記念撮影をし懇親会に入りました。山口君の司会で井堂君の歓迎の辞の後、水野良行君が同窓会副会長として、又、兵庫県同窓会会長岩田先生よりそれぞれご祝辞を頂きました。遠
来の那須君の乾盃発声で宴に移り、永富君とテネシーファイブのウエスタンに心を踊らせながら美味なる料理に舌鼓を打って楽しいひと時を過ごし、水野康朗君の閉会の辞の後、2年後の再会を誓いあって散会しました。

(松田 毅 記)

追悼

後藤君、あんなに元気で精気に満ちあふれ、万年青年だった君がこんなに早く逝ってしまうなんて今でも信じられません。これからの余生を君と一緒にドライブや旅行をして楽しく過ごすつもりでいたのに、本当に残念な気持ちで一杯です。大学時代、白球を追ってグランドを走り回っていた元気な姿が、今でも脳裏に焼きついて離れません。共に喜び、共に悲しみ、辛かった事も一緒に乗り越えてきた同士だったのに、君が居なくなってしまって寂しくてたまりません。君と共有した数々の思い出が走馬燈のように頭の中を駆け巡ります。相思相愛の奥さん、可愛いお嫁さんやお孫さんに囲まれて君は幸せ者でしたね。沢山の人に愛され、慕われ、頼りにされていた君は、今も空の上から僕達登美栄会の仲間を見守ってくれていることと思います。ゆっくり休んでください。ご冥福をお祈り致します。

(芦田清記)