甲寅会(大学22回)40周年記念大会のお知らせ

甲寅会の皆さんお変わりありませんか。本年5月の甲寅会総会でお話しましたとおり、来年、甲寅会は40周年を迎えます。これを記念して、総会および祝賀会を開催します。先日、大阪の会員を中心に準備会を開き、記念行事について検討しました。日程と場所など概要が以下のように決まりましたのでお知らせします。

  1. 総会および記念講演会
    日時:平成26年10月13日(月)
    (祝日:体育の日)
    午前11時
    場所: 大阪歯科大学附属病院
    記念講演:再生医療について(仮題)
    演者: 東京女子医大 先端生命医科学研究所
    教授 大和雅之先生
  2. 祝賀会
    日時:平成26年10月13日(月)
    (祝日:体育の日)
    午後1時
    場所:東天紅大阪天満橋 OMM店
  3. 特別企画
    (林宏行記)
    日時:平成26年10月12日(日)
    企画I:記念ゴルフ大会
    企画: 岸和田だんじり祭りの見学
    企画:阿倍野ハルカスと水上バスによる大阪
    遊覽
    前日のホテル予約 (10月12日宿泊分)

案内の詳細は来年の2月頃に郵送する予定です。費用も出来るだけ抑え、多くの会員が家族連れで参加できるようにしたいと思っています。皆さんお誘い合わせのうえ、是非とも参加し、母校や大阪を楽しんでください。準備会委員一同、【おもてなし】の精神で喜んでもらえる同窓会になるよう準備します。以下の方々に準備会委員をお願いしました。

準備会委員:浅井良英、石崎好洋、井上隆史、岡正利一、奥野喜美子、覚道健治、亀水忠茂、河南和幸、楠正仁、久保公一、窪田義夫、小森忠幸、酒井正道、笹田萬里子、讃岐美津二、高山栄三郎、辻満千子、辻本研二、中辻永目誠吾、林良太郎、林照子、福家秀一、前田満里子、宮博文

(小出武記)

井上良紀君の想い出

井上良紀君が平成25年10月7日の午後9時すぎに闘病の末、自宅で他界されました。大学時代の大の親友だった井上君とは、同じクラブ活動や、また当時は実習の宿題も多数あり、弊社のラボで一緒に宿題の技工を明け方までするなど本当に朝から晩まで一日中6年間常に一緒でした。ご承知のように彼は目立つことが大嫌いで、謙遜、且つ、質素堅実で非常に人柄が良く、裏表の一切無い彼とはとても気が合いました。そんな彼とも卒後、私は大学院に進み彼は直ぐに開業へとそれぞれの路を歩みましたが、私も大学を30歳で退職し、父の事業の後を継ぐためビジネスの世界に入ってからは同じ歯科界とはいえ、いよいよ住んでいる世界が異なりお互いまったく音信不通になってしまいました。しかしながら、たとえ会う機会がなくても常に心の中に無二の親友として彼は存在しておりました。きっと彼もそうだったと思います。彼の葬儀に参加したときに従業員の方がたから、常に私の噂を聞いていたと聞かされました。たとえ離れていてもお互い心は繋がったままでした。今年の7月に今、再入院中とお母さんから電話で聞いてその日すぐに病院に駆けつけましたが、この病にかかってしばらくした頃、今から5、6年ほど前に彼から電話で病気になったことを知らされ、当時は術後回復して元気であったので、梅
田で石鍋を二人でつついたのが元気なころお会いした最後でした。同窓会以外めったに二人で会うことが無かったので、そのとき冗談ともなく、お互い今度会うときはあの世で会おうとお別れしたことを思い出しますが、本当の話になってしまいました。

私は霊魂の存在を固く信じており、また常日頃霊の存在を身近にも感じております。誤解のないように、決して気がおかしくなった訳ではありません。その証拠にビジネスの世界では日本歯科材料工業協同組合の理事長職の重責を毎日負って頑張っております。ですから、井上君も綻びた肉体を脱ぎ捨て、今頃は肉体という牢から解放され、個性を持った霊魂として自由な身を 歌していると思います。あと10年~20年もすれば避けようもなく必ずやって来る別世界で、彼とはいつでも再会できるので決してさみしくはありません。心は相変わらず繋がったままですが、波長が精妙すぎて単に五感では見えないだけです。ついでに、あちらに行ってから後悔しないように、元気な同窓生もそうでないくたびれてきた方も、そろそろこのへんの霊的な理解、知識を残り少ない現世で
の人生ですので、是非とも学ぶ必要があるように思います。

(亀水 忠茂記)