おやしらず喜寿の会

昭和10年誕生組が多数を占める我々のクラスでは、昭和87年に当たる平成24年に喜寿を迎えるということで、今回は、おやしらず会総会・懇親会を「喜寿の会」と名付けて、平成24年12月8日午前11時30分から帝国ホテル大阪で開催いたしました。

予告では秋に開きたいと報じていたのですが、諸般の事情で12月に入ってしまいました。そのために、年末行事や寒さを理由に欠席者が若干増える結果を招き、まことに申し訳ありませんでした。

来賓としては大阪歯科大学同窓会から、三谷卓全国同窓会会長、ならびに生駒 等大阪府同窓会会長のお二人をお迎えいたしました。もともと、三谷会長は、おやしらず会会員でもありますので、会員としてカウントいたしますと、「喜寿の会」の会員出席者数は37名でありました。

今回の総会での決議事項は、森谷泰之君の監事就任で、この件は、長年に亘り誠実に監査業務に従事いただいた藤田 弘君の急逝に伴う後任人事であります。まことにご苦労様ですが、よろしくお願いいたします。

さて、例年の総会は別宮名議長の見事な手綱捌きで、淡々と進行するのでありますが、今回はまったく違う様相を呈したのでありました。それは2012年(第106回)歯科医師国家試験の合格状況について、母校の屈辱的な不成績に対する発言でありました。談論風発留まることを知らずという有様で、教育問題でこんなに熱くなるとは本当にびっくりいたしました。同じ伝統校である東京歯科大学が合格率97.4%という立派な成績を授業する素晴らしい成績を収めただけに慣れやるかたない悔しさが込み上げてきたのではないかと思います。

懇親会の方はいつも通り和やかに、楽しく談笑しながら、「なだ万」の懐石料理をいただきました。とりわけ今回は吉田種男君が趣味としているテクニトーン(電子オルガン)演奏のCDをBGMとして会場に流しました。玄人はだしの腕前で次々と繰り出されるお馴染みのメロディーは格好のターフェルムジークとなりました。

今年の総会・懇親会は10、11月の辺りで開催の予定で準備にとりかかっています。どうか奮ってご参加下さい。年齢的なせいだと思いますが、年々出席者数が減っていくのはとても淋しいです。

物故者への追悼

前回の報告以後、平成25年6月末日に至る迄に鬼籍に入られた方は6名であります。
ご命日とともに報告させていただいて、哀悼の意を表したいと存じます。

松浦正智(平成24年6月19日)、中西 稔(平成24年8月5日)、中尾正之(平成24年10月13日)、花谷正明(平成24年12月15日)、嶋崎龍夫(平成25年1月20日)、桜井 守(平成25年6月14日)の方々であります。このたびは残念ながら追悼文をお寄せいただくことが叶いませんでした。

どなたかお書きいただけるならば次号に掲載したいと思います。ご連絡下さい。

お願い

昭和35年3月に卒業して以来、我々のクラスの物故者はすでに88名を数えています。これは約40.2%の喪失で、前後のクラスと比較しても多いと思います。そのために交友関係の途絶えた方も多数おられるのではないでしょうか。

一方、現在でも活発にサークル活動をなさっているグループもおありではないかと思います。次号から、できればそのようなサークルの紹介をしたいのですが、いかがでしょうか?そして門戸を開放していただければ大変うれしいと存じます。ご一報下さい。

もちろん、秋の「おやしらず会」(11月30日予定)ご参加も熱望しております。

(古跡養之眞 記)