大阪歯科大学の同窓生のみなさん。我々大学31回は、昨年の平成25年に本学卒後30周年を迎えました。誠に喜ばしい限りです。というわけで、30周年の記念式典を平成25年11月23日 大阪帝国ホテルにて盛大に開催いた
しました。本学からは川添堯彬理事長・学長に、本部同窓会からは三谷卓会長と恩田信雄専務に、また大阪府同窓会からは生駒等会長にご臨席賜りました。連休の初日ということもあって、普段なかなか顔を会わす機会のない遠方の同級生たちも、はるばる大阪に集まってくれました。当日の同級生の参加者は93名。本当に良く集まってくれたと思います。
この日の式典は簡潔に執り行い、あとの懇親会にたっぷりと時間を取りました。途中、余興等も差しはさむことはなく、3時間余りを同級生同士の歓談だけに当てました。誰もが学生時代の顔に戻り、ワイワイガヤガヤ、和気あいあいで会話に華を咲かせていました。このときばかりは会場が、みんなが青春を生きた80年代に戻ったようでした。熱い一夜を過ごして頂けたものと思います。この日、出席してくれたみんな!本当にありがとう。出席できなかった同級生のみなさん! 次の機会を待っていて下さい。次もきっといい同窓会を開催しますから。
(藤原成樹 記)
故檜山隆一先生を偲んで
30年近くを振り返り、彼は学生時代から非常に勉学に熱心で、他の誰よりも一生懸命取り組む姿勢に私達はいつも脱帽しておりました。現在で申しますと本物志向への一直線で、中でも卒業後の技術研鑽で、あの著明なブラッシング指導(毛先磨きの基礎)の丸森賢二先生の元へ横浜まで毎月、熱心に足を運ばれておられました。当時は今のように臨床の毛先磨きの重要性は、ここまで広がっていなかった時代。日々の臨床の現場で物凄く情熱を傾けられ、中でも朝日新聞の毎月の健康欄にトピックスで大きく取り上げられ、今となって御本人・御家族はもちろん、医院のスタッフの方々も、感無量だったと思われます。他界されて、将来の歯科の学術的な臨床実績の土壌が関西から発信されるはずの素晴らしい逸材の人物が一人いなくなり、本当に心から遺憾に思われます。
残された歯科界の私達同志は、近未来に向かいながら背筋が伸びる今日この頃であります。どうぞ檜山隆一先生、今は天国で安らかに過ごされていることを願い、御冥福をお祈り申し上げます。合掌
(青木清高記)