壮志会30周年記念式典・祝賀会

平成28年11月12日(土) ザ・リッツ・カールトン大阪におきまして、卒業30周年の記念式典と祝賀会を開催し、100名を超える懐かしい顔が参集いたしました。当日はご来賓として、生駒等同窓会会長、恩田
信雄同窓会専務理事、川添堯彬理事長・学長、小正裕副学長、豊田紘一名誉教授の先生方にお忙しい中ご臨席を賜りました。杉村智行君の司会で式典が始まり、物故者への黙祷に続いて、寺西義浩壮志会会長の主催者を代表した挨拶の後、ご来賓の先生方よりご祝辞を頂戴しました。
川添学長より壮志会への身に余る期待のこもったお言葉と、母校の現状を詳しくご紹介いただきました。また生駒会長からは同窓会の絆を改めて感じる温かいお言葉とともに、大歯魂を担って欲しいとの激励をいただき、会員一同も身の引き締まる思いがいたしました。その後、壮志会から大阪歯科大学への記念品の贈呈を行って記念式典は終了しました。
祝賀会は、華やかで女子力溢れる坂田実緒子準備委員会委員長の挨拶で和やかに開宴し、豊田名誉教授から祝辞をいただいた後に、小正副学長のご発声で乾杯に移りました。美味しい料理に舌鼓を打ちながら、共に学び共に遊んだ学友と30数年の思い出を振り返り、杯を交わすと懐かしさが込み上げました。そんな中、車椅子で参加した壮志会前会長の谷哲君が同級生へ語ったスピーチは心に染み入りました。彼は4月に倒れてから闘病のために入院生活を余儀なくされ、退院して一番初めにしたかったことが、30周年記念式典で同級生と再会する事だったと聞き、ジーンとした熱いものを心に感じました。まさに壮志会の根流がここにあると思います。
さて、今回の同窓会は女子力の結集によって企画も実行も行われました。例えば祝賀会での本マグロの解体ショーといったサプライズな演出もその1つです。これで宴会は一気にヒートアップし、その場で刺身や寿司にしてみんなに振る舞われ、会場が大いに盛り上がりました。また、アトラクションのくじ引きでも、豪華な賞品が当たるたびに会場のあちらこちらで歓喜の声が上がり、賞品の選定や演出にも女子力ならではのきめ細やかなアイデアが盛り込まれて感心させられました。みんなに配られたレザークラフトの記念品も実用的でセンスの良いブックマークが選ばれておりました。しかし、何といっても一番のサプライズな女子力は、神田(松岡) 嘉代さんの気合の入ったエールのもとでの力強い学歌斉唱につきます。あっぱれ壮志会女子諸姉!!!気が付けばお開きの時間もせまり、高橋一也壮志会副会長が閉会の辞で今後の再会と母校への協力を誓い、祝賀ムードに包まれた30周年記念式典・祝賀会が無事に終了しました。
(日高 厚記)