総会及び懇親会報告

第52回久栄会総会・懇親会が岡山市のホテルグランヴィア岡山において平成25年10月12日(土)に南は九州の赤司君、北は北海道の熊谷君と全国より49名が参集し開催されました。総会は篠田要児君の司会で始まり、昨年度の総会以後に惜しくも逝去された物故者の御霊に黙祷を捧げ、ご冥福をお祈りいたしました。会員表彰では平成25年度春叙勲(瑞宝双光章)の千代忠俊君に表彰状と記念品を、つづいて前役員の池田君、森村君、足利君、神谷君、篠田修君に感謝状と記念品が手交され、神谷君の見事な議長采配で議案全てが承認され無事終了いたしました。岡山県の諸兄(井上、御供、谷、戸川、細川、山野、中井君)の行き届いたお世話で懇親会は地元岡山県の井上君の司会で幕を開け、万難を排し駆けつけてくださった全国同窓会三谷卓会長、岡山県歯科医師会酒井昭則会長よりそれぞれ来賓のご挨拶をいただき、つづいて岡山県同窓会松三洋夫会長の乾杯の発声で一気に盛り上がりました。旧交を温め、今という青春を分かち合い、あっという間に時間は過ぎ、学歌斉唱につづき松三洋夫会長の素晴らしい見事なエールでの応援歌と相まって、互いの再会を約し中井君の閉会のことばで盛大なお開きを迎えることができました。
翌日ゴルフ組は谷君のお世話で素晴らしい瀬戸内海の景観に囲まれた東児ガ丘マリンヒルズGCで雲ひとつない秋晴れのもと参加者16名が最後まで棄権、トラブルもなく無事和楽のプレーを楽しんだ次第です。重ねて岡山県諸兄の尽力に感謝を表します。来年第52回久栄会は赤司君のお世話で5月10日(土)、11日(日) 福岡での開催を予定しています。再会できますことを楽しみに。
物故者への追悼
昨年度の総会以降鬼籍に入られた8名の方を命日とともに報告させていただき、哀悼のまことを捧げたいと思います。後藤光基君(平成24年12月5日)、大橋九昂君(平成25年1月20日)、櫻井真行君(平成25年2月8日)、脇英彦君(平成25年2月26日)、佐本佳代子君(平成25年4月30日)、稲田保夫君(平成25年4月30日)、水野修造君(平成25年8月8日)、朝倉幸恵君(平成25年8月23日)です。合掌
(岸直樹記)
佐本佳代子さんを偲んで

佐本佳代子さん(旧姓細川)は、ほっそりと小柄な可愛らしい方で皆んなピーちゃんと愛称で呼んでいました。コーラス部では山下先輩の指揮のもと、世界の民謡を原語で沢山歌いました。演劇部では「修善寺物語」「栗どろぼう」の演目を持って梅本先生率いる救奉仕団と共に、岡山県の長島の愛生園、大島の青松園と島めぐりをしながら慰問をしました。科学研究会(科研)では無歯科医村の歯科検診や虫歯予防の啓蒙運動をインストラクターの先生方と共に頑張りました。走馬灯のように思い出がいっぱいの学生時代でしたね。
卒業後の50年間は科研と九栄会で年に2回以上は逢って楽しい時を過ごし、歯科のみならず人生を語り合い育児相談、料理のレシピ交換等、言葉に言い尽くせません。いつの間にかピーちゃんも私もだんだん肥えて貫禄がでましたよね。ピーちゃんは九栄会の名会長を長く務め、その他の会長職を数々こなし、誰からも信頼され、愛され、笑顔の絶えない暖かい方でした。趣味も広く、中国文化研究会(マージャン)は大好きでしたね。蝋 染めや茶道、油絵と幅広くされていました。私の診療所には今もピーちゃんから頂いたひまわりの絵がいつも見守ってくれています。最近はさまざまな病気と闘い、私がお見舞いに伺った時はまるで童女のように色白で美しく可愛らしく、出逢った時のようにほっそりとしていて白魚のようなやさしい手で握手をして下さいました。
私たちはあなたが逝かれて淋しいですがピーちゃんは天国で待っておられるご両親様や背の君の佐本さんと幸せに手を取り合っておられるれることでしょう。ピーちゃんの生前のいつも暖かい心配りと笑顔に感謝しています。ありがとう。御冥福を心からお祈りいたします。
(堀内 昌代記)