ご挨拶

ポストグラデュエートコースについて


大阪歯科大学歯学部同窓会会員の皆様、いつもお世話になりありがとうございます。 学術部ポストグラデュエートコース委員長の杉岡伸悟(大35)です。 新型コロナウイルス感染症は依然猛威をふるっていますが、ワクチンの普及や重症化 数の減少、新薬の登場などを鑑み、2022年度から再度2コースから開催させていただきました。 幸い開催にあたりクラスター発生等のトラブルも生じず、ホッとしている次第です。 長年の懸案であった同窓会設立100周年記念式典も令和4年8月20日に無事終了し、大学の学部増加に伴って歯学部同窓会も新しい局面を迎えています。長い歴史を 持つ当ポストグラデュエートコースですが、新しい令和の時代に入り、様々な時代背景 や歯科臨床の変遷、数多くの団体企画講習会の乱立、少子高齢化などを鑑み、少しずつテーマやスタイルを変更しています。 会員の先生方に寄り添ったコースを常に模索しておりますので、多くのご要望やご意見を本委員会までいただけると幸いです。

今年度は3コースを企画いたしました。各コースにつきましては十分な感染対策を施 した上で、ハンズオン形式にしたいと考えています。 またすべてのコースでプライマリー(卒後5年以内対象)形式を採択し、若い先生方にも受講しやすい環境を整えております。

7/30の木ノ本喜史 先生(大阪大学大学院歯学研究科臨床教授)には、久しぶ りに歯内療法の講習をお願いしております。過去大変好評であったハンズオンコースを踏襲し、今回は1日でベーシックな実習をしていただく予定です。9/10の柏木宏介 主任教授(有歯補綴咬合学講座)には、昨年に引き続き口腔内スキャナー実習コースを行っていただく予定です。コロナ禍で延期をお願いした10/22の大川敏生 先生(兵庫県神戸市開業)には、前回好評であった豚下顎骨を用いた歯周外科の実習コー スをご担当いただきます。

いずれも歯学部同窓会ポストグラデュエートコースならではのバリュー感を持った、各分野とっておきのコースを取りそろえております。前述のように歯科を取り巻く環境は 大きく変化し、疾病構造の変化に対する各種対応や、官民主導型のデジタル化対応を 余儀なくされています。同窓会としては今後も会員の先生方へのサポートを十分心がけ てまいりますので、歯科生涯研修の一環として皆様のご参加の程をよろしくお願い申し上げます。

大阪歯科大学同窓会
ポストグラデュエートコース
委員長 杉岡 伸悟