開講報告

光学印象からデジタルデンティストリーを始めよう!~ 口腔内スキャナー(IOS)入門 ~

光学印象からデジタルデンティストリーを始めよう!~ 口腔内スキャナー(IOS)入門 ~

令和4年9月4日(日)、2022年度P.G.C.1コースが、講師として大阪歯科大学有歯補綴咬合学講座の柏木宏介教授をお招きし、「光学印象からデジタルデンティストリーを始めよう!〜口腔内スキャナー(IOS)入門〜」という題目でハンズオンセミナーが行われた。受講者定員の10名は、その関心度の高さから早期に満席となった。

実際のコースは、柏木教授の講義から開始された。IOS開発の歴史や、IOSを用いて印象採得を行うことの優位性などが説明された。その後、今回体験できる4種類の機器であるCEREC Primescan、3ShapeTRIOS4、iTero、コエックスi700のそれぞれの特徴について各業者より詳しく説明され、どれも同じということはなく各機器の強みや有用性がよく理解できたと思われた。お昼休みをはさみ、鳥井先生のわかりやすい説明・誘導のもと受講生が2〜3名ずつの4班に分かれて、1つのIOSについて模型をスキャニングできる実習が25分間ずつ行われた。その後、さらに詳しく知りたいIOSに対して、操作の質問や費用・購入方法など自由に質問できるフリータイムが25分設けられた。

小休憩後、柏木教授から「デジタルデンティストリーの展望」として、2018年の時点でIOSを用いた印象採得が従来の方法に比べて同等またはそれ以上の結果を生み出すことが、統計学的にすでに証明されていること、さらに2022年の現在ではもっと進化していることが考えられることのお話があった。また、デジタルデンティストリーが印象採得に留まらず今後発展するであろう内容、研究課題についても言及された。講義後、質疑応答が行われた。

セミナー終了後、修了証の授与とともに小寺修先生より謝辞が述べられ、デジタルデンティストリーが患者、歯科医、技工士全てを幸せにすることが予想されることからも、大阪歯科大学がこれからもっとデジタルデンティストリーを牽引していくことを希望された。

今回のコースでは、4種類の口腔内スキャナーを実際に十分な時間をとって体験でき、業者に対する質問から購入方法の相談などすべてにおいて熱のこもったコースに感じられた。

PGC委員 大39 仲西健樹 記