平成22年10月17日(日)本学天満橋学舎7階会員研修室に於いて歯科保存学講座教授の山本 一世先生をお招きし、22年度ポストグラディエート4コースを「接着性コンポジットレジンによる審美修復」という演題で開催致しました。
講演資料として、講師の末瀬先生が講演内容をまとめられたレジメ、参考文献としてQDT誌上で、先生が最先端の審美修復治療について、日本を代表する先生方と対談されている文献を配布していただいた。
当日は大10回から大57回までの幅広い世代の先生にお集まりいただきました。また、神奈川歯科大学からも2名の先生が参加され総勢23名の先生方が参加されました。四国は愛媛県や香川県、山口県、石川県、関東地区からも参加があり関心の高さが示されました。
午前9時30分藤野PGC委員長の挨拶後、講演が始まりました。
コンポジットレジンの歴史や推移、接着システムの進化等詳しく説明いただきました。MI(Minimal Intervention)に基づく修復治療の基本や臨床例等をスライドで説明されました。
午後からはコンポジットレジン修復の有用性について臨床例を挙げながら勉強しました。
小休憩後、実際に2級窩洞の修復を模型上で実習しました。
明日からの臨床に直ぐに役立つ内容で、受講者からは参加して良かったと言う声が聞かれました。質疑応答の後、受講者を代表して大10回岡野 和子先生に修了書を手渡し終了致しました。
今回は久し振りのハンズオンの講習会で、模型や材料・器具等のご準備をして頂き、また熱心にご指導して頂きました山本 一世教授をはじめお手伝いをして頂きました歯科保存学講座の先生方に厚く御礼申し上げます。
PGC委員 阪田 昌英