開講報告

平成27年度 一般4コースレポート

明日から使える歯内療法のエッセンス-髄腔開拡から根管拡大・形成を中心に-

 平成27年10月4日(日)本学天満橋学舎において、ポストグラディエートコース一般第4コースが開催されました。
 講師には、大阪府吹田市で開業しておられ、様々な場所でご講演されておられる大阪大学大学院歯学研究科臨床教授の木ノ本喜史先生をお招きしました。
 本コースは、講義と実習を行う人気のハンズオンセミナーで、多数のキャンセル待ちが出るほどの人気コースでした。
  午前中は、髄腔開拡と根管拡大・形成法についての講義、その後、実習にてプラスチックブロックを使用しての基本動作を確認。
 午後からは、洗浄・超音波治療器の使い方などの講義のあと、抜去歯牙にて髄腔開拡、根管口明示、根管拡大・形成、超音波治療の使い方等を各社のニッケルチタンファイルやモーターにて行い、そしてマイクロスコープによる確認等を行いました。

 今回のコースは、まず講義では、普段診療において避けては通れない歯内療法についての最新のトピックス、また目から鱗の治療の勘所をたくさん教えていただき、そして実習では、最新の歯内療法の器機を用いてのハンズオン、またそれらのたくさんの歯科材料をお持ち帰りいただけるということで、受講者のみなさまもとても満足されておられたようで、機会があればまた講演してほしいというお声もたくさんいただきました。

(大52回 重松知宏 大28回 佐古好正 記)