上方落語研究会 創立40周年記念誌発刊

上方落語研究会は本年、創立40周年を迎えました。記念すべき年にあたって、25周年以来15年ぶりとなる記念誌を発刊いたしましたのでご報告します。25周年では冊子での発刊でしたが、今回はデジタル化の時代でもあり、大幅な経費削減にもなることから、CD-ROMでの提供となりました。データCDですので字数制限が無く、多くの会員に長文の原稿を書いていただくことができ、寄稿頂いた会員は藤井 次名誉教授以下30名を超え、70数名のOB会会員の半数を数えるまでになり、また日本歯科大学落語研究部OBの伊能 暁先生にも特別に御寄稿いただきました。
さらに、昭和60年より続けているOB落語会「鹿石亭」の記録として、これまでのすべての演者演目の掲載並びに、パンフレットを広告以外すべて画像として掲載しております。その上、25周年記念誌も画像としてデジタル化しCD内に同胞するなど、これまでの上方落語研究会の活動、OB会の活動のすべてを総括した内容になったと
自負しております。学生数の減少により、現役学生部員の確保は厳しく学生の活動は残念ながら活発とは言えま
せんが、OB会の活動は益々盛ん、50周年・60周年を目指して精進してまいります。なお、平成25年2月23日(土)には、国立文楽劇場小ホールにて今回の40周年記念事業の総仕上げとして、「創立40周年記念第14回鹿石亭」を開催いたします。どうぞご来場ください。
(大30回 北村 理 記)