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  • 2017年11月14日 [ 平成29年度ポストグラデュエートコース 特別コー(3回目) ]

    平成29年度ポストグラデュエートコース 特別コー(3回目)

     特別コース・ハンズオンセミナー「基礎から学ぶインプラント外科治療<3回シリーズ>の3回目、GBRを成功させるための基本手技の講習と実習、ソケットプリザベーション、即時埋入、インプラントリスクマネジメントの講義」が、平成29年11月12日(日)、大阪歯科大学楠葉学舎で開催された。
     午前中は大学院講義室にて、野坂泰弘先生から「GBRを成功させるための基本手技について」の講義が行われ、当前のことながら成功させるためには、正しい外科手技が必要なこと、そして使用するメンブレンの固定が大事であることの説明があった。
    引き続き中島康先生から「ソケットプリザベーション 即時埋入インプラント」の講義が行われた。先生からは海外の論文データなども紹介されながら、最適なインプラントを行う時期や方法などについての詳しいお話を聞くことができた。最後は、吉竹賢祐先生から「リスクマネジメント」についての講義が行われ、主に出血に対する対応方法など先生の実際の臨床例を交えながら詳しいお話を聞くことができた。
     午後からは4階実習室に場所を移して、ブタ骨を用いた「GBRデモ、実習」が行われた。まず、野阪先生によるデモが行われたが、丁寧かつスピーディーなその手技は大変参考になり、受講生の先生方も熱心に実習に取り組まれている姿が印象的であった。
     実習終了後、再び大学院講義室に移動し、中島先生による「メインテナンスの重要性について」の講義が行われ、インプラント周囲炎などについての説明があり、当たり前のことながらインプラントを行った後のメインテナンスが重要であることを認識できることができた。
     講義終了後の質疑応答では、活発な意見交換がおこなわれ、今回のコースをご担当頂いた野阪先生、吉竹先生、馬場先生、中島先生から受講者お一人お一人に修了書が授与され、本特別コースが終了した。
     今回のコースは、若い先生方はもちろん経験を積まれている先生方も、正しい知識と外科手技がインプラント処置の成功につながることを認識できた非常に充実した3日間であったと思う。
     
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     なお、3年連続で実施した本特別コースは、一度、今回を持って終了することになっている。毎年、募集開始直後に満席になる人気プログラムで好評であったが、今後、さらに充実したコース内容で実施できるよう検討をすすめていくので期待していただきたい。
     
                                    (PGC委員 大44回 畑下芳史 記)
     
  • 2017年11月01日 [ 平成29年度ポストグラデュエートコース 特別コー(2回目) ]

    平成29年度ポストグラデュエートコース 特別コー(2回目)

     特別コース・ハンズオンセミナー「基礎から学ぶインプラント外科治療(全3回コース)」の第2回目として、10月15日に天満橋学舎で開催された。
     第1回目で外科術式の手技の基本を学んだことを生かして、具体的にインプラント埋入の診断および注意点について講義があり、インプラント体の選択、そしてインプラントの埋入の模型自習を行い、さらにそのメンテナンスの重要性を学んだ。
     このように1日の間に1本のインプラントの埋入を一連の流れで学べることは大変理解しやすく、受講生の先生方には大変有意義であったと思います。第3回にアドバンス的な内容が組み込まれている関係で、第2回はまず基本のインプラント埋入を理論と臨床両面から学べたと思う。
    診断では見落としがちな危険要因について、実際の画像をまじえて説明があり、埋入実習では模型を使ってドリリングの感覚や埋入深度、角度を具体的に感じてもらえたと思う。また、メンテナンスについては、経験豊富な講師の先生でもだれもが経験してきた問題点を示していただき、その対応法などの講義を受けた。断片の説明では、なかなかつながらないインプラントの治療の流れが一流れで体験できたことは、なにより理解しやすかったと思う。
     
     
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     昨今、いろいろな新しい材料や手技が行われてきているインプラントの治療であるが、どのような最新のものでも今回体験してもらったような基本を抜きにしては成功しない。受講された先生は、今後益々色々なアドバンス的な手術手技を身につけて活躍されるであろうが、それらの成功ためにも今回の内容はその基礎になっている部分なので、いつまでもこれらの基本に忠実に、そしていろいろな難症例へと拡げていただきたいと思う。
     
                                    (PGC委員 大37回 押谷敏之 記)
  • 2017年09月25日 [ 成功への鍵:初心者でもわかる成長期のMTM ]
     9月24日(日)にポストグラデュエートコース第5コース「成功への鍵:初心者でもわかる成長期のMTM ~難症例の見極め方!知っておきたい、絶対手をつけてはいけない矯正患者の見分け方~」が開催されました。
     まず、山田尋士先生から『乳歯列期の矯正治療』そして『混合歯列期の矯正治療』の講義の後『アクティブプレートの使用方法』の講義と実習を行いました。
     実習は通常、装置の作成方法などから実習する事が多いのですが、今回は装置の完成品を用意され、その上で装置を安定させるクラスプの調整方法や歯を動かす上での弾線の調整方法などの細かな臨床にすぐ適応出来るような内容の実習でした。
     また、設計や症例から必要な付加装置の選択などの話があり、即技工所に発注出来る内容でした。
     午後からは、岡下慎太郎先生の『簡単なセファロ分析』の講義と実習がありました。案外一般開業医にとって苦手となる分野である事は、多くの診療所にセファロ撮影装置がない事からこのレントゲンフィルムに触れ合う機会が少ない事から起因していると考えられます。ただ、矯正専門医からの報告などを理解し、患者の状況把握、かかりつけ医としての治療終了時の咬合に対する希望などを伝える糧としてもセファロに対する知識は必要です。そういう事を踏まえてそれぞれのポイントや基準平面の確認を行っていきました。
     最後のパートは、荒垣芳元先生の『リンガルアーチを用いて埋伏歯に対応する』という講義がありました。埋伏歯の位置や回転の角度からの成功の予知や実際に牽引する方法、リンガルアーチの作成などのムービーでの講義でした。
     
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     初心者に対して、矯正の1日コースであったのですが、受講された先生方は手をつけて良いかどうかの理解と、治療をすべき典型的な症例に出会うとチャレンジしてもらえる内容であったと思います。
     最後に、受講生の山田美智子先生から謝辞と講師陣からの修了書の贈呈があり、本講習会が無事終了しました。
     
                                   報告者:P.G.C. 副委員長 釜田博史(大30回)
  • 2017年09月20日 [ 基礎から学ぶインプラント外科治療(1回目) ]

    平成29年度ポストグラデュエートコース 特別コー(1回目)

     特別コース・ハンズオンセミナー「基礎から学ぶインプラント外科治療(全3回コース)」の第1回目が、9月10日に楠葉学舎で開催された。本コースは昨年も開催され、大人気のコースで、24名が受講した。
     第1回目は、「切開・剥離・縫合 減張切開の実習」。
     午前は、大学院講義室にて吉竹賢祐先生により「切開・剥離・縫合の基礎」についての講義、デモの後、実習を行った。講義およびデモは、教材や動画を駆使し、具体的にイメージしやすいよう説明いただいた。また、実習は十分な時間を取って、いろいろな縫合方法を繰り返し行った。
     午後は、実習室に移動し野阪泰弘先生により午前の講義に沿って、豚の顎骨を使用した手術のデモが行われた。切開、剥離および縫合を実際に行いながら丁寧に注意点を説明いただいた。受講生は間近でみることで、野坂先生の素晴らしいテクニックが頭に焼き付いたと思う。その後各自は、豚の顎骨によりしっかり実習した。
     実習は、午前・午後とも先生方に、親切で的確なアドバイスを一人ひとりにしていただけた。手術にあたって、いかに日頃のトレーニングと術前準備が重要かを、受講生は感じ取ったのではないだろうか。
     
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     今回の研修は、若い先生方には、インプラントに関する外科手技を基本からしっかり学ぶことができ、また、経験のある先生方にとっては、日頃忘れがちになっていることを再確認できた有意義な研修になったと思う。
     
                                   報告者:P.G.C. 委員 関 良太(大39回)
     
  • 2017年08月31日 [ 歯の保存を極める ~Before selecting implant~ ]

    平成29年度ポストグラデュエートコース 4コース

     福西一浩先生を講師にお招きし、8月27日(日)に平成29年度ポストグラデュエートコース4コースを開催した。当日は、母校の天満橋学舎が研修医のセミナーのために使用できず、大阪府立男女共同参画・青少年センター(ドンセンター)に場所を移して開催することになった。
     午前は、「CBCT(コーンビームCT)とマイクロスコープを用いた歯肉療法」についての講義があり、根尖病変の検出率に関しては、デンタルではCBCTの約半分くらいの見逃しの可能性を有しているとの文献を呈示された。また、レベルの高い根管治療を行うためにはCBCTとマイクロスコープが必須条件であると解説された。
     午後は、外傷歯と意図的再植の比較検討。また、自家歯牙移植を成功に導くためのポイントの講演していただいた。再植ならびに自家歯牙移植を成功させるためには、まず歯根膜を保存しなければならない。外傷・熱・乾燥は歯根膜にダメージを与え、特に30分以上乾燥状態が続くと歯根膜の生存率は30~50%になると報告された。
     次に、置換性吸収のメカニズムまたエックス線写真による診断の限界についての講義があった。一時性置換吸収と進行性置換吸収があり、年齢が若いほど吸収の進行は早くなると説明があった。
     
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     今回は、「歯の保存を極める- Before selecting implant -」というテーマで講演され、こんな状況の悪い歯も保存可能なのかと、受講生一同が感動した。また、今回若い先生方の受講が多かったことに講師の福西先生も喜んでおられた。
     
                                   報告者:P.G.C. 副委員長 吉竹 賢祐(大34回)
     
  • 2017年07月27日 [ 身につけよう!役立つ咬合印象法‐術式と技工テクニック-診療室でも在宅診療でも、明日から使えるテクニック- ]

    平成29年度ポストグラデュエートコース3コース

     平成29年7月23日(日)、本年度P.G.C.3コース「身につけよう!役立つ咬合印象法‐術式と技工テクニック-診療室でも在宅診療でも、明日から使えるテクニック-」が、有歯補綴咬合学講座の田中順子准教授を講師に招き行われた。定員20名のところ21名の受講生が参加した。
     本セミナーは、ハンズオンセミナーであるが、はじめに講義が本学天満橋学舎7階会員研修室にて行われた。
     まず、咬頭嵌合位の重要性と与え方を説明後、咬合印象法の臨床的な優位性、その正確性について講座の研究報告を示しながら紹介された。また、同講座が長年刮目している咬頭嵌合位での咬合接触を、より正確に与えやすいことも述べられていた。その後、実際の咬合印象を行うための材料を紹介し、その採得方法をビデオを交えながら説明された。
     咬合印象の相互実習は、同階の診療室に移動して約4名ずつの班に分かれ、講座員スタッフのデモの後、受講生がお互い採得し合う方法で行われた。インストラクターから印象採得時のコツなども紹介され、受講生からの質問にもその都度答えてもらい、判りやすかったように思う。
     
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     午後は、採得された咬合印象を咬合器に付着する方法について説明された後、6階の技工室へ移動し、本学歯科技工士の東先生の指導のもと、各受講生自身が咬合器付着を行った。実習終了後に会員研修室に戻り、質疑応答が行われコースは終了した。
     咬合印象法は、支台歯・対合歯を閉口状態で同時に印象採得し、同時に咬合採得が行われ、そのままを咬合器に付着するので誤差の少ない作業用模型が完成する。その上、通法よりも施術時間が少なく、使用する材料も少なくて済む方法であり、結果として補綴物装着時のストレスがことのほか軽減する。このように、よい方法だと分かってはいるが、咬合器付着の作業に不安があり実践できていないという声をよく耳にするが、今回のコースでこの模型付着が体験できたことは、大変有意義であったと思われる。また、専用トレーと咬合器のお土産付きであったことは、文字どおり「明日から使えるテクニック」を習得できたコースであった。
     
                                   報告者:P.G.C. 委員 仲西健樹(大39回)
  • 2017年07月21日 [ 包括歯科治療の勘所~審美、咬合、インプラント、矯正、歯周病、その手法とタイミング~ ]

    平成29年度ポストグラデュエートコース2コース

     平成29年6月4日(日)本学天満橋学舎西館7階共用会議室において、西宮でご開業の米澤大地先生をお招きし、「包括歯科治療の勘所~審美、咬合、インプラント、矯正、歯周病、その手法とタイミング~」を開催致しました。
     最初に補綴か矯正か? その選択の基準について、特に審美的な視点から歯軸の改善についてと咬合再構成についての診断方法についてのお話から始まりました。特に咬合再構成を行う場合の診断として、犬歯のポジション、アンテリアカップリングの状態、咬合高径や咬頭嵌合位の設定などについて、具体的な方法を交えてご説明がありました。また、咬合の見極めとして、生理的咬合か病的咬合かの診断ポイント、咬合、補綴診断時の着眼点についてもお話されました。
     続いて、歯周組織に対する矯正治療の注意点として、再生療法を含む歯周治療と歯周組織に対する矯正治療について、エビデンスベースの見解をお示しいただき、咬合再構成のゴールとして目指すべき咬合治療のゴール、矯正治療のゴールに対して目標とする咬合関係や咬合面形態、篏合状態についてだけでなく、成人矯正の診査診断分析、咬合崩壊症例治療におけるL1toNB値の設定など具体例を示され、最終ゴールのイメージをする重要性を語られました。
     最後に、複雑な症例の治療計画として、インプラント埋入と矯正学的診断を包括した治療計画の立案方法について、スタイナー分析を利用して矯正治療ゴールを設定し、そこからインプラント埋入ポジション設定をするというアドバンスレベルのお話までありました。
     包括的歯科治療を行うには「審美診断より始まり、臼歯関係構築に主眼し、最終的にアンテリアカップリングを得る」ことが重要であると締めくくられました。
     今回1日という短い時間の中でしたが、今後包括的歯科治療を行う際のヒントが盛りだくさんな講義内容で、受講された先生方は非常に満足されたことと思います。 
     
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                                   報告者:P.G.C. 委員 梶原公彦(大36回)
     
  • 2017年05月31日 [ 明日から使える歯内療法のエッセンス2017 ~髄腔開拡から根管拡大・形成を中心に~ ]

    平成29年度ポストグラデュエートコース1コース

     平成29年5月27日(土)、28日(日)の2日間、本学創立100周年記念館にて開催いたしました。
     講師の先生には、昨年に引き続き大阪大学大学院歯学研究科臨床教授であり、吹田市開業の木ノ本喜史先生をお迎えし、安全・正確・迅速にという日常臨床で求められる要素を踏まえた「歯内療法を実践するきっかけとなる研修会に!」をコンセプトに行っていただきました。
     1日目の内容は、歯内療法の基本として、診査診断、根管解剖の講義に始まり、髄腔開拡、いろんな根管拡大法、作業長の測定(根長測定器の計測数値の読み方、これは日々の臨床でしっかり意識できていなかったお話でした)とお話があり、その後、アクリルブロックを使い、ハンドファイルでの根管拡大、基本動作の確認の実習を行った。
     その後、ニッケルチタンファイル(レイス・白水)、(wave one gold・三金)を使った拡大法の講義があり、その特徴や使用上での注意点などのお話しの後、各自持参した抜去歯で、その性能、使い方を学ぶ実習にはいった。
     2日目は、感染根管の攻略法、根管洗浄、根管充填の講義があり、いろんな除去法のお話の中では、先生が推奨されているメタルコアの除去に、Wドライバー法(2本のドライバーを使い難なく、短時間でコアを外すテクニック)は、初めてお聞きになる先生方には、目からうろこのようなお話だが、ほとんどのメタルコアのケースで、このWドライバー法を用いて短時間で外せるとのことでした。
     その後、昨日に続き、抜去歯を使い、より精度の高い髄腔開拡、根管拡大、形成,根充を目指し、実習は進んでいった。また、超音波治療器による治療法の紹介、マイクロスコープを用いた根管治療の有効性、成功率の向上などの講義もしていただき、受講生は、用意していただいた抜去歯を使い、マイクロスコープや超音波治療器なども使って、時間のある限り、自分に合った治療器具を試すがごとく、終了まで熱心な実習が続けられた。
     
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     木ノ本先生におかれては、実習時間中は、各受講生のテーブルを隈なく回っていただき、休憩の時間にも関わらず、皆さんの質疑応答や指導に応えていただき、ハンズオンハンズの素晴らしい実りの多い研修会を開催することができました。研修会委員一同、御礼を申し上げます。
     平成27年から始まりました木ノ本先生のコースは、毎年、ポストグラデュエートコースの申し込み開始と同時に定員が埋まってしまう超人気コースになっていまして、今年もご参加していただけなかった同窓の先生方におかれましては、来期も開催を予定したいと思いますので、併せてよろしくお願いいたします。
     
     
                                   報告者:P.G.C. 委員 植木俊雄(大30回)
     

     

  • 2017年02月06日 [ ワンランクアップをめざす抜歯術とトラブル解決法 ]

    平成28年度ポストグラデュエートコース プライマリー3コース

     午前中に、前年度同様の「抜歯に関する総論と偶発症」の講義があり、午後から大西准教授による分割抜歯の実習と「トラブル解決法や総論」の講義がありました。
     分割法の実習では4人一組となってマネキン人工歯を使い、水平位での分割抜歯を行いました。医局員の方々がデモを行い受講生が行うというマンツーマンに近い丁寧な実習でした。抜けない原因となっている ①アンダーカットの残存 ②歯根の肥大、湾曲 ③歯根の癒着 ④歯根が複根で骨を抱えている ⑤頬舌的複根や湾曲を考えながらの臨床に非常に役立つ実習でした。
     そして今回は止血の実際として、縫合の仕方を実習しました。縫合のコツを教えていただき明日からの臨床に役に立つ実習でした。
     最後に講義室に戻り、抜歯後の局所的偶発症として神経損傷、出血、顎骨骨折、舌側板破折、迷入、ドライソケット、抜歯後感染症に対する対処法や様々なトラブルとその対応に焦点を当ての講義がありました。
     お手伝いいただいた講座スタッフの先生方も熱心に対応してくださっていて、受講生からも感謝の声があがっておりました。
     今回、受講生からは実習もあり、トラブル解消法もあり、ワンランクアップできたいう声がありました。臨床にすぐに役立つ講習会だったと評価をいただきました。
     
     
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  • 2017年01月23日 [ 歯科医療3.0 ~歯科が行うリハビリテーション~ ]

    平成28年度レギュラー5コースレポート

     平成29年1月22日(日)大阪大学大学院歯学研究科 顎口腔機能治療学教室 准教授 野原幹司先生を講師に招き講演が行われた。講師は特に摂食嚥下に関する数々の著書を執筆され、多数の講演を重ねておられる。
     12歳DMFT 20年で約1/4に減少しているのに対し、う蝕、歯周病の罹患率は高齢者で上昇している。また団塊の世代が後期高齢者になるいわゆる2025問題を抱え、修復治療を中心としてきたわれわれ歯科医師は口腔機能の回復、低下の予防といった「高齢者型歯科治療の需要」にも対応もするべきである。講師はこの重要性を話された。そこで必要になるのが摂食嚥下である。まずは基礎知識から。「嚥下の5期」から始まり嚥下障害の病態などを嚥下内視鏡検査、嚥下造影検査の動画等で学んだ。摂食嚥下を勉強する上で必要なのが認知症の知識である。4種類の認知症とその症状、嚥下障害との関連、また種々の障害への対応を学んだ。
     修復治療は比較的対応が画一的なのに対し、摂食嚥下を含む口腔機能の改善、維持には患者の病状や環境に合わせた多様な対応を必要とされる。それには知識を身につけるだけでなく現場で経験を地道に積むことが必要と感じた。非常に興味深い学問でありまた確実に必要とされる分野である。一石一朝に習得できる物ではないが少しずつでも学んでいきたい。そういう思いを抱かされた野原先生の講演であった。
     
                                          (PGC委員 大42 中井政徳 記)
     
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