会長挨拶

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大阪歯科大学歯学部同窓会
会長 恩田 信雄

 同窓会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。平素は、同窓会会務運営にご支援、ご協力をいただきありがとうございます。

 令和6年2月17日開催の通常総会におきまして、生駒 等前会長のご勇退に伴い同窓会会長に選出いただき、2年間同窓会をお預かりすることになりました恩田信雄(大学21回)です。

 大阪歯科大学歯学部同窓会は、新型コロナウイルス感染症のために2年間延期を余儀なくされた同窓会設立100周年記念大会を令和4年8月20日に会員の9割をこえる登録を得て、大成功裏に終えられたことは、生駒前会長の強固な指導力と共に長い歴史と伝統による団結力と母校愛が賜物であると共に、その根底をなしてきたのが「大歯魂」であったと確信をしております。

 現在、同窓会は高齢化による会員の減少と若い世代の同窓会離れ、女性会員の参加協力など問題が山積しております。また一方、地球温暖化の影響による想像を超える自然災害の多発や阪神大震災、東日本大震災、熊本地震、そして今年1月の能登半島地震など我が同窓会の会員も多くの被害を受けて参りました。

 同窓会の目的は「会員の福祉と相互の親睦」とあります。100周年記念事業の柱とした災害対策見舞積立金の拡充を図り、多発する災害に対する準備をしていきたいと考えております。

 生駒前会長が10年間の任期中に全会員に浸透させてこられた同窓会のアイデンティティ「大歯魂」、同窓会設立100周年記念大会のロゴマークの炎に込められた「矜持」、「情熱」、「勤勉」、「美学」、「一念」、「使命感」、「根性」の理念のもと、これからの諸問題に正面から取り組み、次の世代に繋ぐ同窓会になることが、私、会長に課せられた責務であると考えています。

 最後となりますが、長きにわたり役員をお努めいただいた先生方には厚くお礼を申し上げますと共に、これまで同窓会を支えてくださった会員の先生方にも引き続き、ご支援、ご協力をお願いする次第です。また、新しくご就任いただく先生方には、こうした問題の解決に向けて同窓会のために強い自覚をもってご協力いただきますよう、よろしくお願い申し上げます。